新作サバスの調整
本日、取扱店様へサバス発送させていただきました。
ご予約いただきました皆様へ心より感謝申し上げます。
火曜日に到着予定です。
この2日間は出荷するルアーの全てをスイムテストしてました。
運もよく雨は降りませんでしたが、今年の炎天下は特に厳しさを感じましたね。
ウイングの調整なのですが、皆様のお手元、店頭に並んでいる時点では、バランスがとれている状態なのでウイングの角度やヒートンなどは触らないでそのままご使用ください。
ボディの傷などはコンパウンドかけて入念にチェックしておりますので無いのですが、
実際に数回投げてウイング調整をしますので、アルミのウイング、ステンレスの台座に薄っすらと目立たない細かい傷が付いているものも御座います。
これは全てのルアーをベストセッティングにするために金属同士の傷はどうしても避けられないので、ご了承ください。
言われれば細かく傷ついてることに気がつくくらいですが、念のためにお知らせさせていただきたいと思います。
そこで、まずご購入いただきましたお客様には先程も書かせていただいたのですが、そのままお使いください。
クローラーの泳ぐ仕組みは左右のバランスが少し崩れることからオートマチックに巻くだけで泳ぎ始めるので、はじめにロッドでチョンッとルアーアクションつけてあげることでその場からうまく泳いでくれます。
とにかく巻くだけで釣れる便利なルアーだけに少しアクションすることに疲れた時こそ使っていただきたいですね。
もう一つ大事なウイングの調整についてです。
ウイングはアルミですが強度が強いものですので、ウイングを枝に引っ掛けてPEラインで思いっきり引っ張らない限り曲がることはないと思います。
ウイングの先が外側に曲がっているのは水を逃がすという理由と障害物の回避を目的としてます。
そして台座はステンレスで製作致しました。
ここからが本題です。
このルアーに限っては、ウイング、ヒートンは出来る限り触らないでください。
ウイングが曲がってないのにうまく泳がない‥‥なんて時の原因はウイングの角度やヒートンの角度ではなくて「ステンレス台座」が問題であることがほとんどです。
綺麗に泳がせるためには、左右のバランスを保つことが大切で、その調整はこのステンレスの台座を写真のように調整することでほとんど解決されます。
写真は泳いでいるときに右の羽が若干左より下がって泳いでいる時の調整です。
ボディやパーツに極力傷がつかないように、ビニルテープを巻くと良いですね。
台座の下に水を受け流すことで右のウイングがより上に上がります。
左右均等にすることで、快適に釣りができます。
もし左が下がってる場合も同様に左の「台座」に角度をつけてください。
写真の逆に角度をつけると、(上に水を受け流す)ウイングはまた下がります。
このように台座に角度を微妙につけるだけで、泳ぎ方がかなり変わってきます。
ウイングを触ると、アルミなのでやりすぎると折れてしまいますが、台座はステンレスなので壊れることはありません。
いきなり急な角度をつけるのではなくて、少しづつ調整してください。
といっても台座のセッティングなので、これが曲がって泳ぎが悪くなるのはよっぽどの衝撃を与えないといけないので、しばらくは購入時のまま使えます。
私も調整してから、半日使い続けるのを数日行っても全く泳ぎは変わらないので、
まずはヒートン、ウイングを絶対に触らないでください(笑)
それではこれからの良い時期に沢山釣っていただければ嬉しく思います。
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