アクションについて少し細かいご説明をさせていただきたいと思います。
斜め浮きのプラグでアイの位置は中心より少し下についています。
着水した状態では2個の移動するウェイトがテールの方でステイしています。
ティップを少し短めにトゥイッチした際には重りは前の金属に当たって音がする程度で移動距離は短くなります。ヘッドで水面を叩いてスプラッシュをあげるような、くりんくりんとした焦らせて食わせられる動きを演出できます。

例えば、広くシャローが続くエリアではもう少し手返しよく広く探る動きも欲しくなります。
先ほどは鋭く短めのトゥイッチでしたが、今度はラインスラックを使って優しくスケートさせるイメージでロッドを動かすと、ウェイトが前に移動すると同時にルアーもラインに引っ張られて、伸びのあるスライドをします。
その際には進んだと同時に前の金属パーツにも当たり音がします。
横にスライドした際には、しっかりラインを送ってスラックをとり、最後までルアーをスケートさせてください。
伸び切らないうちに次のターンをしないようにワンターン、ワンターン、パチン、パチンと気持ちよく動かすイメージで広く探ってください。

マインドゲームのような伸びのある横へのドッグウォークと違うので、その点は使い分けていただきたいですね。

この二つの動きを組み合わせて、スケートで探りを入れながら、魚が潜みそうな縦のストラクチャーやウィードなどのエッジでねっちりと誘うような食わせのアクションを織り交ぜていただければと思います。

あと、このルアーを使う時のタックルについてです。
張りのあるロッドをおすすめしたいです。
ロングスケートをさせてゆっくりとヌメーヌメーっと動かすペンシルではないという事、鋭くティップを弾くようなロッドワークで先ほど説明をした食わせのアクションが活きてくるという事。

ですのでティップの戻りが早くないと、連続アクションのリズムが取り辛くなります。

イメージとしては、少しアクションさせるとティップだけがクンっと入るようなカーボンロッドが向いてます。グラスロッドでもシャープで張りがあるロッドであれば心地よく使えます。
私の使用する竿ですとSLOW&STEADY L56PLUS になりますね。

昔ながらの柔らかいダルンダルンとしたロッドは明らかに不向きとなってくるので、タックル選びのご参考にしていただければ幸いです。

ペンシルベイトだから柔らかいグラスロッドではなくて、ペンシルベイトにも現在では数え切れないタイプや長さがあるので、その都度タックルを変えて釣りに出かけたらより気持ちよく一日釣りが出来るかと思います。

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