OVAL FLAPとSB light 完成間近です。
つい先日の出来事ですが、飛行機に乗って遠征に行ってきました。地元では車で1時間圏内に少ないながらも通い慣れたフィールドがあります。
ただルアーメーカーとしてもシチュエーションの違う場所で、自分自身でもテストがしたいというのが本音で毎年、遠方へ時間見つけては出かけています。
去年に引き続き、装備品やフィールドまで多くの面でサポートしていただきました。
地元でお手伝いいただきました皆様、心より感謝申し上げます。
テストと言っても新作ばかりではなくて、私的には今までリリースしてきたもので、地元で通用してきているアクション、似たようなシチュエーションで効果はどうなのか?それが知りたかったりします。
同じ魚だから同じでしょ?
と思ってしまうのですが、やはり所変われば少しちがう気がします。
水質、ベイトの量、種類、魚のコンディションが大きく違うからだと思いますね。
僕が地元で効果的だからと提唱してきているアクションは如何なものか、それを試すのが楽しみです。
フィールドのコンディションが健全であるほど、状況に大きく左右されなかったり、ルアーも好きなもので、決まったアクションでなくても反応する気がします。
遠征先でbowingで釣らせていただいた一匹。
勿論、良い場所で船の前に座らせていただいていたのでそれが釣れた要因であることを前提に書かせていただきたいのですが、
はじめは釣りたいルアーばかり投げていたのですが、反応も薄くなってきたり、バイトしてもサイズが小さいのか?フッキングまで至らなかったところ、フィールドをよく知るペスカデポ店長の木下さんが、「ここからは良いですよ」とおっしゃられたので、なんとか一本、そんな思いで、少しシェイプが細めで、点で誘うことができるbowingに変えました。
数投目、僕がいつもこのルアーを使うときに気にかけてるアクションで1.2.1.2 のリズムでキックバックも利用し左右にテーブルターンをさせます。
単調なアクションでもとても効果的なのでお試しいただきたいです。
上顎で音を鳴らすわけではなくて、あくまで上顎はターンのときに小さく水を叩く感じですね。
この時もそのアクションで、音もなく引ったくる感じでようやくフッキングに至りました。
魚がしっかりルアーを見据えて、バイトすることができる。そんなイメージでミスバイトをさせないような気持ちの時には投入しますね。
この魚が今回の遠征ではとても印象的でした。
旅の話から急展開で申し訳ございませんが、
OVAL FLAP とSB light を少量ですがリリースさせていただきます。
共に、この時期に限らず絶対持っていて欲しいプラグですね。
ルアー選択で迷う時、とりあえず…という時、集中力が途切れてしまった時、でも魚が触りたい。そんな時にこの2種類かもしれません。
OVAL FLAPに関しては、
ターン重視だったオーバルですが、今回は比重の重い木材を選び、ブレードもついてよりスローリトリーブでもリアのプロペラが回転し易く、ただ巻きで使いやすい仕様です。
水に絡みやすい、ゆっくりとしたターンとなるので、軽快なターンで誘いたい場合には普通のOVALをお選びいただきたいですね。
今回の旅でもOVAL FLAPはメモリアルな魚を連れて来てくれました。
ダブルフック仕様にしてありますので、写真後ろに見えるシェードに上手に滑り込んでくれて、3アクション目くらいでした。
バッフォ!!っとすごいバイトでしたので、感動しましたね。
それだけは覚えてます (笑)あとはよく覚えてないです。
遠征先でランカーサイズでありながら、100点満点のバイト、感謝しきれない思いですよね。
今回、新しくフラップ仕様ということでブレードには昔懐かしい海外製のスピナーのような装飾を施しました。
一度、お手にとって見ていただきたいです。
どこか懐かしいながらも、少し新鮮な気持ちが感じられる気がします。
SB lightはこの時期から定番でよく使います。
理由としてはアシの倒れこみや落ち葉、ちょっとしたストレスが多い時期だけに、
ワンフックでそういったストラクチャーに引っ掛けながらのアクションやポーズ中にもアピール出来るのが特徴ですね。
回収中もストレスなく、20グラムという手返しの良さはSB lightならではだと思います。
違う2種類、同色で今回リリースさせていただきます。
新色のCWRSは自身のメーカーらしいシンプルながらもコントラストが効いた配色で飽きのないカラーかと思って気に入っております。
定番のCRPです。
遠方でも見えて、水質に左右されることない使えるカラーで実績の高いカラーですね。
あと少しでご案内できそうですので、
何卒よろしくお願い申し上げます。
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